「くせ毛の方がパーマかかってるみたいでいいじゃん」
「くせ毛は何もしなくてもスタイルがきまって見えるからいいよね」
ストレートヘアの友人からこのようなことを言われたことがあるくせ毛さんも多いんではないでしょうか?
わたしも実際に、このようなことを言われたことが多々あり、そのたびに「いや、それは違う」っと反論してきたものです。
ストレートヘアの方が「直毛はぺたんとしてスタイルがきまらない」っという気持ちもわかるのですが、くせ毛も同じような悩みを抱えています。
確かに活かせるくせ毛の方もいるのですが、
・ついてほしくないところにくせがある。
・セットしても時間経過でくせが出てくる。
・雨や湿気の多い日はとくにくせが出る。
っという悩みをかかえているくせ毛さんも多いのです。
今回の記事では、そんなくせ毛の悩みを少しでも解決するために、くせ毛の原因と解決方法を紹介していきたいと思います。
くせ毛の原因とは?
そもそもくせ毛の原因とはなんなのか?っということから説明していきます。
くせ毛には大きく分けると2つの要因があります。
・先天的要因によるもの
・後天的要因によるもの
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まず、先天的要因によるものから説明していきます。
これは遺伝的要素によるくせ毛です。
髪の毛にも優性遺伝と劣性遺伝があり、くせ毛は遺伝しやすい優性遺伝となっています。
わたしも両親がそれぞれ、直毛とくせ毛ですが、わたしもくせ毛の方が遺伝しています。
次に、後天的要因によるものを説明します。
これは原因が様々ですが、おもに加齢や生活環境によるものです。
例えば
・皮脂・汚れなどによる毛穴のつまり
・髪の毛へのダメージ
・ホルモンバランスの乱れ
・生活習慣の乱れ
などこれらが後天的要因となってくせ毛の原因となっていきます。
くせ毛の種類
くせ毛には、くせの強さや状態によって4つの種類に分けることができます。
・波状毛(はじょうもう)
・捻転毛(ねんてんもう)
・連珠毛(れんじゅもう)
・縮毛 (しゅくもう)
これらの4つに分類できます。
まず波状毛から説明していきます。
いわゆる「S字カール」とよばれていて、くせ自体はそこまで強くないものの、雨の日や湿気の多い日にうねり・ふくらみがでて、ボリュームが出てしまいやすい。
この波状毛は、日本人に多いタイプのくせ毛であり、わたしもこのタイプです。
次に捻転毛です。
触るとチリチリとした手ざわり。
髪がパサついていて広がりやすく、傷みやすく途中で切れたりしやすいのが特徴です。
3つ目に連珠毛です。
連珠網は太い部分と細い部分とが交互に連なっている髪です。
細い部分は脆く、切れやすいため伸ばしたり、セットするのが難しい。
また、髪にツヤがないように見える。
このような特徴があり、この連珠毛は日本人にはほとんどいないタイプのくせ毛です。
最後に縮毛です。
縮毛は、乾燥していてパサついて髪質で縮れているのが特徴です。
この縮毛は日本人には少ないタイプのくせ毛であり、黒人に多く見られる髪質となっています。
くせ毛の解決方法
ここまでくせ毛の原因と種類について書いてきましたが、ここからは気になるくせ毛の解決方法を書いていきます。
そもそもくせ毛は治せるものなのか?
くせ毛を完全に治してストレートヘアのようにするのは、正直言って難しいです。
特に先天的要因にあたる遺伝が原因となっている場合、根本的にストレートのようにするのはほぼ無理と言っていいです。
しかし、まったくどうにもできないなんてことはなく、日々のケアの仕方しだいで、くせを抑えたり、スタイリングしやすい髪に変えることは十分に可能です。
また、特に後天的要因によるくせ毛の場合は、しっかりとしたケアをすることで改善が見込めます。
適切なケアをおこなう
適切なケアと一言でいっても、漠然としていてわかりづらいかもしれません。
例えば
- くせ毛に有効なシャンプー・トリートメントを使う
- くせ毛に効果的なドライヤーを使う
- 生活習慣を見直す
これらのようなことが、適切なケアとして考えられます。
もう少し詳しく解説すると、
①くせ毛に有効なシャンプー・トリートメントを使う
シャンプーやトリートメントは同じブランドのものでも、それぞれの髪質に対応したものが販売されています。
だから、くせ毛の人はくせ毛に対応したシャンプーやトリートメントを使用することで、確実に改善されていきます。
②くせ毛に効果的なドライヤーを使う
髪を洗ったあとで濡れたままにしておくと、
ダメージを受けやすい状態になってしまうので
根元から毛先までしっかりと乾かすことが大事になります。
ただ、この乾かすときにくせ毛に効果的なドライヤーを使うことで
くせを抑えて落ち着いた状態にすることができます。
③生活習慣を見直す
生活習慣の乱れもくせ毛の大きな要因となります。
とくに、後天的要因によるくせ毛の最たるものです。
具体的にいうと、
- ジャンクフードなどの過剰摂取などの食生活の乱れ
- 睡眠不足
- 過剰なストレス
などがあげられます。
これらの要因を見直し、改善することで、
くせ毛の原因を取り除くことにつながります。
まとめ
本日は、くせ毛の原因と種類、そしてその解決法について書いていきましたが、
どのタイプのくせ毛にもいえることは、自分のくせの原因を知り、それに対する
適切なケアをすることです。
先天的要因によるくせ毛は、完全に取り除くのはむずかしいけれど、
シャンプーやトリートメント、そしてドライヤーを変えるだけでも
かなり抑えられ、扱いやすい髪になります。
そして、後天的要因の場合は、生活習慣を改善するだけでもかなりの改善が
見込めます。
わたしも先天的なくせ毛ですが、シャンプーやトリートメント、ドライヤーなどを
くせ毛に対応したものに変え、生活習慣を見直すことでかなり改善されて、
毎朝のヘアセットに対するストレスもなくなりました。
この記事を読んでくださったみなさんも、これらのことを意識してヘアケアを
実践してみてください。
そうすることで、必ず髪質が改善されて、くせ毛に対する悩みが解決するはずです。